私が私でなくなる日まで。
再び皇居とハマダイコンについて
 watanabeさんから、「皇居とハマダイコン」について、コメントがあって思い出し、2005年の写真を探してみたら出てきたので、ここに紹介したい。
何かと言うと、皇居のハマダイコンの奇形についてだ。
この写真を撮影したのは、2005年5月21日。今度の週末でも探しに行けば見つかるかもしれない。





上の2枚の写真は、花がグリーンで、しかも肉厚。花弁だけでなく、雄しべや雌しべまで肉厚になっていて、プラスチックで作った造花のようだ。
花はもともと葉が変化したものなので、完全に先祖がえりのような状態になってしまったようだ。このようなものが2メートル四方の間に1〜2個程度発見できる。



これは何と言えばいいか、茎が太くなって白い斑ができている。枝の先には蕾のようなものが付いているのだが、これもまた、緑化して肉厚の造花のようになっている。



これはまた、不思議な光景で、ヤブタビラコが成長途中で突然ハマダイコンに襲われてからみつかれたようなかたちだ。
丸くなっているのがハマダイコンの茎で、蕾をつけている細い茎の野草がヤブタビラコだ。
造形的には面白いが、まるで草食植物のような、エイリアンのようなちょっと気持ちが悪く、恐ろしい光景だ。

どうしてこのようなことが起きたのか。千葉の房総半島に行くと、ハマダイコンはいっぱい咲いているが、このようなものは見たことがない。
皇居だけの現象なのか、それともただ単に、他では気がつかなかっただけなのか。

これは、私のカンなのだが、この皇居の堀端は、広い道路になっていて、交通量が多くいつも渋滞している。24時間排気ガスにさらされている環境が、こうした奇形と何か関係があるように思われる。

どなたか観察してくれる方はいらっしゃいませんか。


10:27 「野の花」雑記帳 comments(0) trackbacks(0)
「あらね」と「かだもぢ」
庄内の5月は田植えの季節で、連休の頃から20日前後までは、田植えに忙しい。今は機械でやってしまうので、それほど手もかからないようだが、昔は、一本一本手で植えていたので、それこそ猫の手も借りたいほど忙しかった。学校もこの時期、一週間ほど田植え休みというのがあって、小学生でも田植えの手伝いをさせられたし、田植えができない小さい子は、赤ん坊を背中に背負わされ、子守りをさせられた。
そうした中での楽しみは、午前と午後にある一服の時間、中休みだ。みんな一斉に田んぼから上がって、泥だらけの作業着のまま、農道に座り込みたばこを吸い、お茶を飲みながら雑談をする。その時に欠かせないのが、「あらね(あられ)」や「かだもぢ(片餅)」だ。
たいがい、おばあちゃんなどが休みの時間に合わせてあられを煎り、かたもちを焼いて漬け物などと一緒に重箱に入れ、ヤカンに入れた熱いお茶も用意する。それを子供が田んぼまで運んでいく。一日2回の「一服」は家族団らんの一時なのだ。
「あらね」や「かだもぢ」は冬の間に作る。2月の終わりか3月の頃、何臼もの餅をつき、それに膨らし粉と豆などを入れ、さまざまな形に切って乾燥させる。寒い時期なのでカビが生えるようなこともない。それを保存して田植えの時期などに食べるのだ。味や色、形は家によって違い、よその家のあられをもらって食べたりするのが楽しみだった。
農業が機械化され、お菓子などもふんだんに手に入るようになった昭和30年代には、あられやかたもちは、ほとんどの家で、もう作らなくなったようだ。

<あらね(あられ)>
記憶が曖昧なのだが、あられは大きく二つのタイプに分かれていたようだ。
一つは丸い(球体)タイプで、これは、餅をつく時に膨らし粉と青海苔や糠などを入れ、つき上がった餅を手早く金太郎飴のように棒状に丸める。それを縁側などで少し乾燥し、生乾きの状態の時に1cmくらいの大きさに切っていく。飴をつくる要領だ。
切ったものは、並べて乾燥させるのだが、私の家の場合は、昔、蚕を飼っていたので、その時に使っていた畳一枚ほどの大きさの竹で編んだ浅いカゴ(何という名前だったか忘れてしまったが)に新聞紙を敷いて、そこに並べて乾燥させていた。その数およそカゴ10枚(相当の量だ)ほどあったような気がする。
このタイプは、煎ってもあまり膨らまずに、どれも非常に固いのが特長だ。
もう一つは、細長い繭状の形をして、まん中にはちまきをしているタイプ。これは、餅の中には膨らし粉以外は何も入っていなかったと思う。まず餅を薄くのして、片面に食紅で色を付ける。その上に同じように薄くのしたもう一枚の餅を重ね、馴染ませるようにもう一度のしたあと、乾燥させ細い棒状に切り、さらにそれを細かく切って、カゴに並べて乾燥させる。(この辺も記憶が定かではない)
このタイプは、乾燥している時の大きさは7ミリ×7ミリ×12ミリ程度の直方体なのだが、煎ると蚕の繭よりちょっと大きい程度に膨らんで、まん中に食紅の赤いはちまきをしたような、ちょっとおしゃれな感じのあられになる。食べるとさくさくして今でいうスナック菓子を食べている食感だ。まず、一口目ははちまきのところまで食べて、二口目で残りを食べる、といった食べ方をしたのを覚えている。
あられは、田植え時とは限らず、一年中、おやつとして食べていたし、また、村の集会があるときなどは、お互いがあられを持ち寄って食べ比べなどをしていた。

<かだもぢ(片餅)>
かたもちは、今どこでも売っている煎餅の形を蒲鉾状にして、素朴な味がするものと思っていい。作り方はあられとほぼ同じで、餅の中に大豆やごま、青のりなどを入れる。それを蒲鉾状にのして乾燥させ、5ミリ程度の厚さに切り、大根を干す時のように、10枚ほどを藁で編んで軒下などに吊るし、さらに乾燥させる。それを炭火で焼いて食べるのだ。
これも保存食として一年中あって、子供の頃は、腹が減ったというと「かだもぢでも焼いで、け(かたもちを焼いて食べなさい)」とよく言われたものだ。
19:47 庄内のことなど comments(1) trackbacks(0)
懐かしの郷土料理
先日、久しぶりに孟宗汁と笹巻を食べた。孟宗汁は高校の同窓会の集まりで後輩が作ってくれたもので、笹巻は、ネットで知り合って、一度も顔を合わせたこともない庄内のお年寄りの方から送ってもらったものだ。
どちらも庄内の郷土料理で、昔はどこの家でも5月のはじめ頃には、よく食べていた料理だ。東京で暮すようになって40年以上になるが、東京では食べたことがない。孟宗汁に似たものはときどき目にするが、笹巻は一度も見たことがない。
私の妻は横浜の生まれなのだが、子供がまだ小さい頃、5月の連休に庄内に帰ったことがあって、その時にはじめて「笹巻」という食べ物に出会ったらしい。それがあまりにおいしかったので、私の母に作り方を聞いたところ、囲炉裏の灰を使うということで、自分では作れないと思ったそうだ。
笹巻を食べながら、作り方のうんちくなどを喋っているうちに、子供の頃の庄内の食べ物の話になり、そういえばこんなものもあったなどといろいろ思い出してしまった。

<孟宋汁>
まず、孟宋汁だが、作り方は簡単、孟宋のあくを抜き、無造作にざくざく切る。次に適当な大きさに切った油揚げと一緒に味噌と酒粕で煮るだけだ。にらぶさ(しいたけ)などを入れる家もあるようだ。最後に、ちょうどこの時期に山椒が芽吹くので、その出たばかりの葉を庭から摘んできて、一枚乗せる。山椒の匂いがぷ〜んと立ち上がって何とも言えない。書いているだけで唾が出てくる。
庄内の大概の農家は、裏庭などに竹薮を持っていて、朝、孟宋を掘ってきて、すぐ朝のうちに食べてしまう。孟宋は採ってから時間が経つと「さがる」といって、味が落ちるため、掘ってきてすぐ食べるのが一番おいしい。
この孟宋汁に絶対欠かせないのが油揚げだ。東京で「油揚げ」といえば、いなり寿司なんかに使われる、薄い油揚げを指すようだが、庄内では、東京でいうところの厚揚げのことを指す。この油揚げによって、孟宋の味が一段と引き立つのだ。
筍ということでついでに書くと、庄内の名物の一つに月山筍という、月山の麓の急斜面に生える、ちょうどアスパラ程度の大きさの筍があるのだが、これがまたおいしい。
5月の終わり頃と記憶しているのだが、父はよく月山筍を採りに出かけていた。危険な場所に生えるため、子供は連れていってもらえなかったが、夕方、ごよカゴ(といったと思うが)という大きなカゴにいっぱい採って帰ってきていたのを覚えている。
私の家では、裏に笹薮があったので、その、鉛筆よりも少し細めの竹の子を同じようにして食べていた。月山筍ほどではないものの、シャキシャキした歯触りで、これもおいしかった。

<笹巻>
笹巻は庄内独特の食べ物ではないかと思っている。笹巻といえば、新潟のお土産品を思い出すが、それとは形も味も明らかに違うし、ドライブインなどで売っているものとも違うと思われる。(買ったことはないので、はっきりしたことは言えないが)
庄内の笹巻は、その年に出た熊笹の大きな葉をロート状にしてその中に生の餅米を入れ、もう一枚の葉できれいにくるんで正三角形の形にし、い草で縛る。できあがった一つの大きさ・形は、ちょうどコンビニで売っているおにぎり程度。それを囲炉裏の灰を入れた鍋(かなり大量の灰を入れていたように思う)で長時間煮るのだ。
食べる時は、藁をほどいて笹の葉を向き、きな粉と蜜(または砂糖醤油)で食べるのだが、笹をむくと、おそらく笹の葉の匂いなのだろう、いい匂いがして、つやつやで飴色のご飯が見た目にも食欲を誘う。食べると、餅のようなねばりがあり、味はまた、石灰のような香ばしい独特の味で例えようがない。灰を大量に入れる理由はいまだに謎なのだが、飴色を出すことと関係がありそうだ。作る家によって飴色の濃さがかなり違う。香ばしい味も、灰を入れることからくるのかもしれない。
笹巻は5月の子供の日などに作っていたように思う。母はいとも簡単に作っていたが、笹に餅米を入れ、藁で結ぶのが意外に難しい。手伝おうとしても、子供ではできないのだ。私の役目は囲炉裏の火の番だった。
数年前、法事で帰省した時の鶴岡の商店街を歩いていたら、八百屋の店先で、ビニール袋に入れた灰を売っている。横に置いてある札には、「笹巻用灰、1升100円」と書いてある。最近は囲炉裏のある家なんかなくなって、灰も買う時代なのだ。
おそらく、この懐かしい笹巻も、灰と一緒に姿を消す時がくるだろう。食べるチャンスはもうないかも知れない。

<金頭(かながしら)の味噌汁>
山椒の葉で思い出したのが、金頭の味噌汁だ。お吸い物にもするようだが、わが家では味噌汁だった。味噌汁には必ず山椒の葉が浮いていたので、ちょうど今頃の食べ物だったのではないかと思う。
金頭はホウボウの一種で、20〜30cm程度の真っ赤な魚だ。全体の1/3は頭なのではないかと思われるほど頭の大きい魚で、頭の表面は鎧を付けたような感じで固く、ざらざらしている。ウロコはほとんどない、見ようによってはグロテスクだ。
その金頭を頭をつけたまま、まるごと味噌汁の中に入れる。それに三角に切った豆腐を入れれば出来上がりだ。
この金頭の味噌汁は、なにか特別のことがあった時に食べていたような記憶があるがよく覚えていない。というのも、普段はあまり使わない、浅くて大きめの金で縁取りしてある赤いお椀を使っていたからだ。そのお椀に、金頭をまるごと入れる。真っ赤な金頭の頭と尻尾は当然お椀からはみだしている。それがまた豪快でお祝料理のような雰囲気を出していた。
豆腐を三角に切って入れるのも意味があるのかもしれない。普段、味噌汁に入れる豆腐は四角なのだが、この金頭の味噌汁に限っては三角なのだ。底辺が4〜5cm程度の二等辺三角形で厚さは5ミリほど。私はこの豆腐がまた好きだった。いつも食べている賽の目の豆腐とは味が違うのだ。豆腐が違うわけではなく、切り方で味が変わってしまったように思う。かといって、普通のワカメの味噌汁に三角に切った豆腐を入れてもさほどではなく、むしろ違和感がある。金頭の味噌汁だからこそ、三角の豆腐が生きてくる、豆腐は三角でなければならないのだ。
金頭は、見た目とは違い、白身で淡白な味だ。味噌汁によく合っておいしい。料理屋などへ行けば、東京でも食べられるのかもしれないが、魚屋やスーパーなどでは、金頭など見たこともない。これも子供の頃の忘れられない味だ。
19:40 庄内のことなど comments(0) trackbacks(0)
弾むシャボン玉
前回のシャボン玉は、あまりにもつまらなかったので、もっとおもしろい表現はないかと考えているのだが、なかなか思いつかないまま、ベランダでシャボン玉を飛ばしていたら、あることを発見した。
小さいシャボン玉では気がつかなかったのだが、大きいものは、何となく弾んでいるように見える。弾力性があるのだ。この弾力性を表現できたら、もう少しおもしろくなるのではないか?
というわけで、弾力性に挑戦してみた。素材は全く同じものを使い、Action Scriptを変えてみる。
弾むということは、球体のどこかが凹めばどこかが膨らむということだろう。ということは、例えば、左右を縮めて天地を伸ばし、ある時点でそれを逆転させる、その動きを繰り返せば弾んでいるように見えるのではないか。
それなら簡単だ!
球体の伸縮をスムーズにするために、得意?のaccelとspeedをシャボン玉の_yscaleと_xscaleに適用。シャボン玉は伸縮を繰り返すはずだから、あとはそのスピードを調整すればいい。
ところが、そう簡単ではなかった。
伸縮が規則的なために、微妙に違和感があるのだ。ほんもののシャボン玉は、もっと自由に伸縮する。大きく伸縮したかと思うとだんだんそれが緩やかになり、完全な球体に戻る、また少し伸縮しでまた戻る、といったようにそれほど規則正しいわけではないのだ。
乱数を使って、足したり掛けたりしてみるのだがうまく表現できない。
結局はあきらめたものが、下の作品だ。大いに不満!!

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17:24 Action Scriptに挑戦 comments(0) trackbacks(0)
シャボン玉
例の「FLASH MX上級サンプル100」という本に、シャボン玉というムービーがサンプルとして載っているが、これは基本的には、トウインとモーションパスを使ったアニメーションなのでもう一つ動きが不自然でおもしろくない。これをAction Scriptで作ればもっと自然な動きが表現できるのではないかと思い、挑戦することにした。
これまでやってきたScriptを応用すれば簡単にできそうな気もするので、
・トウインなどは使わないですべてAction Scriptで動かす
・シャボン玉も写真等は一切使わないでリアル感を出す
といった条件を付けて、ハードルを高くする。
まず、シャボン玉だが、これが意外に難しい。色はなんとなく虹色っぽくて、しかも透明でなければならない。ハイライトを入れると固いガラスのようになってしまうし、かといって、虹色だけでは立体感のない、のっぺりしたものになってしまう。
シャボン玉をよく観察するとわかるのだが、外で飛ばすと球体の縁がわずかに白っぽく油の膜が浮いているだけで、ほとんど透明なのだ。暗いところで見ると、窓などの明るい部分が映り込んでいて、油膜が微妙に動いているのがわかる。
これをよりリアルに表現するために、まず、FLASH上で白い円を作り、縁をわずかにグラデーションで残して、円の中はすべて透明にしてしまう。その上から透明度を高くしたピンクや青、黄色などを何層にも重ね、シャボン玉らしい絵を一枚作る。同様に色を微妙に変えたもう一枚の絵を作ってレイヤーを分けて重ね、お互いにランダムにゆっくり回転させる。これで透明感を調整すれば、何となく油膜が動いている感じが出て、シャボン玉らしく見えてくる。さらに球体の感じを出すために、実際のシャボン玉ではあまり感じないのだが、わずかにハイライトを入れる。これでシャボン玉は完成だ。
次は動きだが、シャボン玉は、重なった時がよりきれいに見えるので、たくさんのシャボン玉が風に流されてゆっくり飛んでいる様子をイメージ。大きさもいろいろあった方が変化が出て、よりリアルに見える。
そこで、Flash入門本によくある「雪が降る」というAction Scriptに使われる、attachMovieを使ってシャボン玉の複製を15個作り、フレーム内に次々とシャボン玉が飛び込んでくるようにする。
シャボン玉の流れは、基本的に左から右に流れるのだが、その早さや高さはランダムとした。Action Scriptは作品No.1のアレンジである。
サイズも_xscaleと_yscaleに乱数を掛けてランダムな大きさになるようにした。
背景は暗い方がシャボン玉が映えるので、真っ青な空か、夕焼け空にしたかったのだが、適当な写真が見つからなかったので、以前、同窓会のホームページのイメージとして作った、故郷の月山のイラストを使用してみた。(ちょっと違和感があるなあ)
さらに、ちょっと遊び心を入れて、これも前回に習得したhitTestを使い、シャボン玉にマウスを合わせると、シャボン玉が割れるようにしてみた。

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でも、出来上がってみると、意外につまらない。
きれいはきれいなのだが、驚きがないなあ。オーソドックス過ぎるんだなあ。きっと。
それに、長い間見ていると、シャボン玉がだんだん小さくなっていくような気がする。
最小サイズを決めているはずなのに!どこかにバグがあるのだろうが、よくわからない。
15:14 Action Scriptに挑戦 comments(0) trackbacks(0)
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